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イスラエルへ陸路で入国するには、ヨルダン、もしくはエジプトから入る。他にも、レバノン及びシリアと国境を接しているが、この2カ国とは平和条約が結ばれておらず、国境を越えることはできない。
シリアとは領土問題で揉めており、レバノン南部の国境付近には PLO (パレスチナ解放機構) がいて紛争が続いており、そこは今でもイスラエル軍の占領下にある。
イスラエルのお国事情はひとまず置いといて、今回はイスラエルのビザの話。
僕は陸路でちまちまと進んで、隣の国へ隣の国へと渡り歩いてスタンプラリーをしているわけだが、イスラエルのスタンプ、つまりビザはちょっと厄介な事情がある。
アラブ諸国から総スカンを食らっているイスラエル。中東の国々の中には、パスポートにイスラエルのスタンプがあると、入国させてくれない国がある。僕が知る限り、シリア、レバノン、スーダン、リビアには入国できない。
これを四国八十八箇所のお遍路に例えると、おめぇさんは第6番札所の安楽寺の判子をお持ちだから、ウチの寺には入れてやんねぇ、とへそ曲がりの住職に拒否されてしまうようなものだ。これでは八十八箇所の巡礼が完結できない。
つまり、もう少し分かりやすく説明するならば、セブンイレブンの袋を提げてローソンに入ろうとしたら、縞々のシャツを着た青白い顔の学生バイト店員が飛んできて、あんたは企業スパイに違いないから来てくれるな、と追い返されてしまうようなものだ。これではローソンの彩り山椒焼鳥丼 (税別490円) を買うことができない。
しかし、これを回避する方法はちゃんとある。先にイスラエル嫌いの国々を回ればいい。旅行コースの都合でそうは行かないのであれば、イスラエルの入国時に、パスポートにはスタンプを押してくれるなとお願いすればいい。
イスラエル側も心得たもので、出入国カードにだけスタンプを押して、パスポートには入国の痕跡を残さずに返してくれる。
これを四国八十八箇所のお遍路に例えると、スタートをゴールにしてゴールをスタートにした逆周りコースを行けば、第24番札所の最御崎寺の住職がへそ曲がりだったとしても、境内への立ち入りを拒否されることはない。
つまり、もう少し分かりやすく説明するならば、セブンイレブンの袋をデイリーヤマザキなどの、当たり障りの無いものに取り替えて入店すれば、縞々のシャツを着た青白い顔の学生バイト店員の目を欺くことができるのだ。
だが、イスラエルの出入国スタンプばかりに気を取られていてはいけない。隣のヨルダンを出国する際、その出国スタンプが問題となる。
出入国スタンプには、通常その地名が記されている。イスラエルとの国境から出国した、ということは、イスラエルへ入国した、という動かぬ証拠となる。
だからヨルダン出国の際も、パスポートに証拠を残してくれるな、自分がここへ来たことはどうか内緒にしておいてくれ、とお願いせねばならない。
イスラエルから出国する際も同じだ。ヨルダンへ再入国する際、また同じように、パスポートを汚してくれるな、自分がここを2回も通ったことは、どうかアラブ人には内緒にしておいてくれ、とマユゲを八の字にして泣きそうな顔でお願いするのだ。
係官を怒らせてはいけない。パスポートにスタンプが押されてしまえば、それはスタンプラリー脱落者の烙印となり、自動的に行けない国々が決定されてしまう。
しかし、たとえ烙印を押されてしまっても、敗者復活の手がないこともない。汚れたパスポートを鉄アレイにくくりつけて死海に沈めた後、日本大使館へ駆け込めば新しいパスポートを発行してくれる。もちろん、スタンプラリーは振り出しに戻ってしまうのだが、致し方ない。
最後にもうひとつ、イスラエルへの入国審査では、仲の悪いイスラム国家のスタンプをいくつ持っているかによって待たされる時間が違う。
僕は他の日本人2人と一緒に、イスラエル入国に挑んだ。ひとりは若い学生で、エジプトとヨルダンのスタンプを持っているだけ。どちらも平和条約の結ばれた国で、何の問題もない。所要時間3分で1カ月のビザをもらった。
もうひとりは女性で、にっくき隣国シリアのスタンプを2つも持っている欲張りさん。しかも砂漠とローストチキンしかないシリアに、1カ月も滞在するという不可解な行動を取っている。
彼女の場合は2時間以上かかって、1カ月のビザをもらった。だが、彼女は朝から風邪をひいており、関節が痛むほど冷房の利いた場所で長時間待たされ、無事に入国はできたものの、38.5度の熱を出して3日間寝込んだ。
予想通り、一番時間がかかったのは僕だった。パキスタン、アフガニスタン、イラン、シリア、レバノン、敵国スタンプのオンパレード。滞在期間も長ければ、日本を離れて3年も経っている。
3時間以上待たされて、2週間のビザをもらった。5時間だとか、8時間も待たされたり、入国を拒否される話も聞いていたが、意外とすんなり入国できた。
21カ国目、イスラエル。
入国できたのはきっと君が10歳の頃に受けた包茎手術の後の御蔭です。こいつにはユダヤ人の魂が宿っていると勘違いされたに違いありません!!
そういう国同士の友好関係・非友好関係というのは、パズルのような「貝殻合わせ」のような感じですね。今回のは地図見ながら読みます。 ヽ(^。^)ノ
11月に、イスラエル旅行を考えている者です。
現在、エジプトに居ます。
細やかで、楽しい情報ありがとうございます。
包茎手術を受けていないので心配ですが、行って見ようと思います。
最近更新してませんね。どうしたんですか?
イスラエルでまったりしているのかな〜?
次のカキコ待ってます〜♪
GO GO〜♪
イスラエルといえばイスラム教の聖地でもありキリスト教の聖地でもありますね・・・
治安には十分気をつけてください。
こんにちは! お久しぶりです☆
元気でやってますか?!
今日は加倉さんの誕生日ですね(^^)(日本時間では)
おめでとうございまーす!!!
益々男前になるようにww
気をつけて良い旅を続けてください☆
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