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ラサへ来て5週間が過ぎた。最初の2週間は病気で寝込んでいたが、別にラサが楽しくて長居しているわけではない。
ラサへ到着した日、僕はその街並みを見てとてもがっかりした。と言うのも、ラサは完全に観光地と化していて、僕が思い描いていたチベット文化はほとんど風化しており、他の中国の町となんら変わりはなかったからだ。
しかし、中国人とは顔つきの違うチベット人はさすがに多い。赤い袈裟を纏った僧侶も多く見かける。寺の前には、両膝、両肘、額を地につけて五体投地の祈りを繰り返す人々が溢れている。
だが、それ以外は完全に中国であり、チベット人も中国語を話す。そればかりでなく片言の英語を話す人が多い。観光業で成り立っている街だけに、英語は首都の北京よりも通じると言っていい。
大きなデパートやスーパーがある。日本食、韓国料理、フランス料理、ピザにハンバーガー、パスタにラザニアなんてものまである。日本でも十分通用しそうな、お洒落な土産物屋やカフェもたくさん並んでいる。
それにしても、中国人の逞しさにはいつもながら感心する。観光客が来て儲かると見るや否や、大挙して押し寄せてきて店を開き商売を始め、中国人の街にしてしまう。
そのうち外資の先駆隊であるマクドナルドとスターバックスが乗り込んでくれば、ラサは完全にチベットの色を失うだろう。
観光客の多さに加えて、もうひとつ目に付くのが物乞いの多さ。それも手足が無かったり、先天性の障害者も多い。子供も大人も老人も、坊さんまで物乞いをしている。托鉢ではない、物乞いだ。食事をしている店内まで入ってきて、テーブルに張り付いて金をくれと言ってくる。あちこち中国を旅したが、これほど物乞いの多い地方はなかった。
話を戻そう、なぜラサに5週間も居るのか。
この旅で最初に訪れた国、韓国で世話になった親友のシンヒがラサへやってきたのだ。彼女は、チベット、ネパール、インドを専門とする旅行代理店に勤めており、今回偶然にも客を連れてラサへやってきた。思いがけず、僕らは2年ぶりに再会を果たした。
彼女の仕事が終わった後、ほんの1時間ほど話をするだけだが、2年間分の話題と、2年前の思い出話で、時間はあっという間に過ぎてしまう。
シンヒが連れてきた3人の客は一般の観光客ではなく、ラサの街中でチベット人のモデルを探し、ブランドの服を着せて写真を撮るという仕事のために来ていた。
最初にモデル探しを現地のチベット人に任せたところ、とてもモデルとは呼べない、太ったオバサンを連れてきたので、しかたなく自分達で探すことになったらしい。その後シンヒ達が韓国人の目で数人の女性を選んでくると、最初に任せられたチベット人は、女性達の容姿が気に入らないと最後まで不平を漏らしていたと言う。
どうやらチベット人の美的感覚は、僕らのそれと少し、いや、大分ズレているようだ。
今、彼女達の一行は撮影のためにラサを離れていて、数日後にまた戻ってくる。1週間後には帰国するが、僕もその後、ラサを出る。
今日、標高 3,600m のラサに初雪が降りた。
ラサに乞食がすごいとは知らなかった。それであの本の初頭の文章になった訳ですか!以前の中国の街に乞食がいたが、公安?が追っ払って減った。替わりに浮浪者が増えた。乞食が傍に居たら飯もおちおち食えないし。慣れれば平気か?。ラサにもう5週間も、他人の事で言われてミナケレバ知らないな。鉄道が来年かな開通するのは?現在でも一大観光地ならもう大変な所に!行くのを止めた!
へぇ〜ラサって観光地になってしまっているんだ。。でも切ないよね、そういうのって。
私たちが行くぶんには、その土地の文化を知りたいから、そのままでいて欲しいって思うけど、実際は生活かかっているから、そうも言ってられないだろうし。。。
物乞いだって、子供の物乞いってホントにずるい。
私はまだ一度も物乞いに何かをあげたことはないけど。。。ただの応急処置っぽくてなんだかイヤだから。
そうだ、そういえば、今回のブルータス?っていう雑誌に、
『世界遺産の前でファッションショー』みたいな企画があったよ。全部ブランドの洋服で。
結構見ごたえがあったけど、イースター島のモアイの前できどってるモデルもちょっとおかしな感じだった〜
そうですか、チベットも中国に侵されてるんですか。
内モンゴルもそうです。急激に中国化されています。
昨日、ラマ教の寺院を訪れたので、トラックバックさせていただきました。
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