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毎日が日曜日

The Day 622 - 2004-07-20 Tue 19:23 Siem Reap, Cambodia… Boomkat (Taryn Manning) - Wasting My Time

半年ほど前、時計が無くなっていることに気づいた。キーホルダー型のオモチャみたいな時計で、盗まれたとは思えない。どこかに忘れてきたらしい。

新しい時計を買おうかと思ったが、そもそも時計が必要かどうか考えてみた。何より無くなっていることにも気づかないほど、時計をあまり使っていない。

僕は何時に出発だとか、何時のバスに乗るだとか、予定というものを一切立てないことにしているので、僕の生活に時間はあまり関係ない。宿のチェックアウトは大抵12時なので、適当な時間に目が覚めたら荷物をまとめて出て行く。チェックアウトの時間を過ぎてしまったとか、急がないと間に合わない場合はもう一泊してしまう。

バスや列車のチケットも、当日にその場で買う。出発まで何時間も待たないといけない場合もあるが、ベンチで本でも読んでいれば退屈しない。眠くなったら眠り、腹が減ったら食う。

いくら時計を持っていないと言っても、カバンには目覚まし時計があり、どうしても朝早く起きる必要がある場合には使う。パソコンを開けば時間が表示されるし、デジカメの設定画面にも時計がある。町を歩けばあちこちに壁時計が掛けてあり、まるで決まり事かのように誰の腕にも腕時計がある。僕らの生活は時計に囲まれている。

僕が一番時計を見ていたのは、やはり会社勤めしていたときだろう。目覚めると同時に時計を見て、家を出るまで何度も時間を気にしながら、会社では時計と睨めっこして仕事をした。拘束時間という言葉があるように、僕は時間に拘束されて毎日を過ごした。

今は自由な一人旅、誰も何も僕を拘束しないのだから、自分で自分を拘束するのは止めることにした。曜日の感覚はとうに無くなった。僕の旅は毎日が日曜日で、日曜日に時計は要らない。

加倉大輔2004-07-20 Tue 19:23 TrackBack
この記事の感想

トフラー「第3の波」だったか、時計は工場の生産性の為にあり。農民には不要、の記述があった。管理社会には必要だが。「晴耕雨読」にも要らない。ラジオ、TVを見る人には必要。曜日が解らなくても死なない。インドの諺だったか「明日で良い事柄は今日するな!だったか。日本人の勤勉さは、時間に追われて激しく労働したから出来た!否、「職人」の努力の現代化かな?既に江戸時代に、読み書き算盤の寺子屋教育制度があった。すごい事です。

hayashi2004-07-21 Wed 02:43
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